桃花亭のこだわり

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桃の育て方

「桃花亭」という屋号が示す通り、私どもは創業当時より桃にこだわり続けています。

桃農家さんの一年

1月 剪定

桃の剪定イメージ

剪定〈せんてい〉とは

桃の生育や結実を調整するため枝の一部を切り取ること。
冬場の作業として行われます。

では、なぜ剪定をするのでしょう?理由はいくつかあります。

1.生きている桃をつくるために

おいしい果実を作るためには、太陽の光線をむらなく全体に当てなければなりません。充実した花芽を育て、それがおいしい実になり果実となる。桃も生きているのですから。
光は絶対必要なのです。

2.欲張り過ぎは禁物

枝をたくさん残すと、過剰に花をつけて木への負担が重くなってしまいます。その負担を軽減してあげなくてはなりません。

3.たくさん生きてほしい

樹木に長生きしてほしい。だから無駄な枝は切らなければなりません。

4.枯れないように

剪定しないと木が暴れて枯れてしまいます。

5.やっぱり栄養がないと

充実した花を咲かせて実をつけるには、貯蔵養分が絶対必要!それには吸い上げる力のある枝を見極めなければなりません。

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2月 摘蕾

摘蕾〈てきらい〉とは

枝についたたくさんの蕾を間引きすること。

摘蕾イメージ

木の根からの養分と太陽の光をまんべんなく行き渡らせるために、枝についた蕾をバランスの良い数にしています。

長年培った経験で、蕾の取る位置や数を決めていきます。

3月下旬~4月上旬 花付け・摘花

摘花イメージ

花付けとは

花付けは、その名の通り桃の花に花粉をつけること。

鳥の羽根で通称“ぼんてん”という道具を使い、これで桃の花に花粉を付けていきます。そうしないと全てに花粉が行き渡らないですからね。

摘花〈てきはな〉とは

摘花とは、読んで字のごとく花を摘み取ること。

ひとつの花の数(ひとつの小枝につく花の数)が3つあるため、それをひとつにするために採ります。
あまり桃の数が多くなってしまうと、養分が行き渡らなくなり、おいしい桃ができなくなってしまうからです。
摘花は摘蕾のやり残しや見落としを修正します。実は枝の下にならすので上向き・斜め上向きの花を摘み取ります。蕾に比べて摘み落としにくいので作業の効率性から考えても摘蕾の補助的位置付けで考えます。

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4月下旬~5月上旬 摘果

摘果イメージ

摘果〈てきか〉とは

桃の生産安定のため桃の実を一部取り除くこと

摘花をして残しておいた花が、実になります。

しかし、その実を全て成らせたまま成長させても、おいしい桃はできません。というのは、成っている実が多すぎて栄養分がひとつひとつに十分行き渡らず、貧弱な桃がてきてしまうからです。
1本の木に対し、約8割の実を取り除き犠牲にして残りの2割を大切に育てていきます。数を減らして養分を十分に与えてあげるのです。そうするとあま〜い完熟の桃ができます。

摘果について気をつけること

  1. 実が葉っぱで傷つくこともあるので、実に接触している葉っぱはとるようにする。
  2. 実が日光に当たるようにする。(日が当たっている所から赤くなります。)
  3. 一度に摘果してしまうと、変形果、種割れができやすくなるので、必ず2回に分けて摘果をすること。
  4. 実は木と葉っぱから養分を吸収する。ひとつの実に対して約60枚の葉っぱが必要であるので、そこを計算しながら摘果する。

ちなみに

ええっ?八割も摘果しちゃうなんてもったいない!なんて思われたあなた。
桃花亭ではこの摘果した桃を『小桃(こもも)』と呼び、お菓子に使用しています。

詳しくはコチラ

桃花亭で小桃を使用しているお菓子
桃乃郷桃福桃香もものいずみ果樹園の桃桃れいぬ

桃の実について

6月中旬~7月20日頃 収穫

収穫時期イメージ
桃の収穫イメージ

8月 御礼肥

御礼肥〈おれいごえ〉とは

御礼肥は、夏の収穫が終わってすぐ
木に感謝の気持ちを込め、肥料をまく仕事。

おいしい桃を作るには、土作りが基本。

収穫の終わった木から順に肥料をあげていきます。“おれい”というのは、「今年もまた、たわわにおいしい桃が成りますように」という気持ちが込められているためにそう呼びます。

8月下旬〜9月上旬 夏期剪定

夏期剪定〈せんてい〉とは

肥料の効果を上げるため、夏の間に出た余分な伸び過ぎた枝を切る仕事。

一枝一枝、手作業での大変な仕事です。

常に木の様子を見て、それに応じたお世話をしていきます。長年の経験からでしか分からない作業です。

秋~冬 基肥

基肥〈もとごえ〉とは

基肥とは、作物の成長に先立って行なう肥料まきのこと。

秋から冬の1、2月まで少しづつ、通常の3倍くらいの量のわらや草を木の根元のまわりに敷いていきます。余分なものは使わない。これが篠岡の土壌作りのこだわり。

それらが養分となって、おいしい桃を育てるわけです。そして、基肥(もとごえ)の作業で自然由来の成分を含む有機肥料もあげているので、効果はさらにあがります。

こだわりの有機肥料

こだわり有機肥料イメージ

土壌づくりには欠かせない肥料。それは、わらと草。
これが大事な養分になるのです。

もとごえイメージ
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